35mm判換算で28(W)~560(T)mmをカバーする光学20倍のズームレンズを搭載するモデル。超望遠には不可欠な光学式手ブレ補正(IS)も搭載している。撮像素子には、1/2.3型の有効1000万画素のCMOSセンサー、画像処理エンジンには「DIGIC 4」を採用した。

 秒間4コマの高速連写や1920X1080の30fpsのフルHDムービーの撮影ができるのも本機の特徴だ。動画の撮影は、ボディー背面の「ムービーボタン」を押すだけでOK。ボディー上部にステレオマイクを搭載しているので映像だけでなく音のクオリティーも高い。アスペクト比切り替えボタンも付いている。静止画、動画ともに16:9と4:3の撮影が可能だ。液晶には16:9の2.8型のバリアングルワイド液晶を搭載しており、ローアングル、ハイアングルの撮影も楽々。「P」「Av」「Tv」「M」などのマニュアル撮影モードも充実している。

 高倍率ズームレンズにもかかわらずコントラストが高く画質はシャープ。色彩は見た目に近いナチュラルな印象だ。ISO80~100はノイズも少なくシャープだが、ISO200になると画像が少し滑らかになる。とはいえ、ISO80~400までは常用の範囲。ISO800以上はノイズが目立ち始める。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、PowerShot SX1 ISの実力をじっくり見定めてほしい。

キヤノン
PowerShot SX1 IS
実売価格:7万円前後
発売日:2008年11月28日
有効画素数 約1000万画素(4:3)、約840万画素(16:9)
光学ズーム 20倍
記録メディア SDカード(SDHC対応)、マルチメディアカード、MMCplusカード、HC MMCplusカード
液晶 2.8型ワイドTFT(約23.0万ドット)
最高ISO感度 3200
●CCDサイズ:1/2.3型●最大記録画素数:3648×2736(4:3)、3840×2160(16:9)●レンズ焦点距離(35mm判換算):28~560mm(4:3)、29~580mm(16:9)●開放絞り値:F2.8~F8.0●最短撮影距離:0cm●動画:1920×1080、30fps●バッテリー:単3乾電池×4●サイズ:幅12.75×奥行き8.77×高さ8.83cm●重さ:約585g(本体のみ)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F5.0●シャッター速度:1/500秒●ISO感度:80●焦点距離:69.4mm(35mm判換算:約388.6mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F5.0●シャッター速度:1/250秒●ISO感度:100●焦点距離:65.9mm(35mm判換算:約369.0mm)(画像クリックで拡大)