日産「フェアレディZ」がフルモデルチェンジをし、2008年12月1日に発表された。型式名「Z34」となる新型は今回が6代目で、「すべては走りのために」をコンセプトに開発されたピュアスポーツカーだ。ロングノーズ&ショートデッキのプローポーションは、「フェアレディZ」の名声を確立した初代「S30」型を彷彿させるセクシーなスタイリングである。

 3.7L V6エンジンにVVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を採用したVQ37VHRエンジンは、最高出力247kW(336PS)/7000rpmを実現。ホイールベースを100mm短縮してハンドリング性能を向上させ、さらに軽量化技術を採用して、世界トップレベルの運動性能を実現している。

 1969年の初代S30型から数えて約30年の歴史を持つフェアレディZは、日本だけでなく、米国でも愛されてきたクルマだ。北米でスポーツカー市場を争ってきたポルシェと、途中からライバルとして加わったマツダ「RX-7」を交えながら、その歴史を振り返ってみよう。

6年ぶりにフルモデルチェンジされた6代目フェアレディZ。形式名は「Z34」型(画像クリックで拡大)