「ミシュラン格付けの評価基準が、ナゾ、ギモン、わからなーい!」
「なんであの超一流店、超有名店は載ってないの? ありえなーい!」

 という声を、昨年来、あちこちでよく聞きます。

 それをいうなら、アカデミー賞やノーベル賞だってその基準はよくわからないですし、ノーベル賞はミシュランと同じで、誰がどのように調査しているのかはもちろんのこと、選考過程は非公開の完全秘密主義。まったく推理しようもありません。

 ところが! ミシュランの場合は、ナゾの答えはミシュランの中にあり! ミシュランガイドは、まがりなりにも1冊の書籍、創作物なのですから、そこに記されている文字や文章やデザインに、何らかのヒントが、そして、選者の好みや隠れた意思がひそんでいるはずです。

 「読書百遍、意自ずから通ず」!
 「現場100回は、捜査の基本」!

 ということで、美食のCIA緊急出動!
 出版記念パーティーで2009年版を手にして以来、片時も離さずに100回読み込んで、ついに発見したことがあります。(そんなに読み込まなくても早く気づけよというツッコミがきそうですが)その発見とは……

 「同じような単語や類義語の頻出(ひんしゅつ)」です。

 2009年版に何度も何度もくりかえし登場する主だった単語を抜き出して数えてみました。するとそこに、ミシュランの明確なメッセージが見えてきたのです。

 ではまず、「頻出単語トップテン」を、表にしてみたのでご覧ください。類義語はひとつの項目にまとめてみました。

 さあ、覆面調査員がよく使う大好きな日本語トップ10とは...