前回は高尾山のケーブルカー清滝駅前にある蕎麦屋「高松屋」で、「iPod touch」→「とろろそば」→「iPod shuffle」→「蕎麦湯」→「iPod nano」と、和洋折衷のメニューを心ゆくまで楽しんだ熱血バイヤー!細川茂樹。最初から「iPodは購入対象に入っている」というだけあって、3機種すべてがハイレベルなものだった。

 一方、対するソニーだが、熱血バイヤーには過去に買ったソニー製品がことごとく壊れたり盗難に遭ったりという苦い経験がある。そいつを根に持って……いや、それだけに細川は激励を込めて、同社のモノづくりに厳しい視線を向けているのは当連載の愛読者なら周知のことだろう。

 「テレビ、ビデオ、ステレオ、最近ではPS1とPS2……そしてウォークマン。どれもねえ、いいんだけど……」

 やはり、今回もまたソニーに対して心を開かないのか?

  「ま、今回の携帯音楽プレーヤーは、要するにその子孫に当たるわけだから」

 熱血バイヤーはそうつぶやきつつ、ソニーの携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」を手にする。

 思い起こしてみれば、これまで選び抜いてきた数々のデジモノの中で、ソニーの名前は必ずと言っていいほど出てくる。Sデスクが前々回、熱血バイヤーに向けて放った「一度、正面からソニーと向き合ってみては?」という言葉。それは、“雪解け”を促す愛の言葉か、それともさらなる“炎上”を期待してのムチか? 因縁浅からぬソニーの携帯音楽プレーヤーを前に、今回の『HOT(=HOSOKAWA ONLY TALK)』の切れ味は衰えてしまうのか? それとも……。