8年ぶりに出荷台数1000万台突破

 もうひとつの「1000」は、2008年のテレビの出荷台数が、8年ぶりに1000万台の大台を突破すると見られている点だ。

 過去の統計を見ると、約50年に渡るテレビの歴史のなかで、国内におけるテレビの出荷台数が、年間1000万台の大台を超えたのは1996年と2000年の2回だけだという。

 もし、1000万台を突破すれば、3度目の大台突破となる。

 この原動力となっているのが大画面化とフルHD化だ。

 薄型テレビに占める37型以上の割合は今年、前年比で6%増の40%に達すると見られている。また、大画面化へのシフトが進む液晶テレビは、40型以上の構成比が昨年の12%から15%に拡大すると予測されている。プラズマテレビ、液晶テレビともにフルHDモデルの普及も一気に加速。37型以上では約8割がフルHDとなっている。また、倍速駆動パネルへの興味も高くなっており、今年は新たに4倍速モデルが登場するなど、高機能モデルが注目されている点も見逃せない。

 その一方で、画面サイズが小さいテレビの需要もこれからのトレンドのひとつとなりそうだ。

 2台目需要の増加に伴い、書斎などの個室に設置する小型テレビの需要が増加しているからだ。26型以下の構成比も高まると見られ、売れ筋商品の二極化は、さらに進みそうだ。

ソニーも2008年のテレビ販売台数が1000万台を突破すると予測している(写真左)。37型以上の大画面テレビの比率は年々高まっている(写真右)(画像クリックで拡大)