本機は、コンパクトなボディーに光学7.1倍、35mm判換算で広角28mm、望遠200mmをカバーする高倍率ズームレンズを搭載したモデル。マクロにも強く、広角側1cm、望遠25cmまで被写体に近づいての撮影が可能だ。撮像素子には有効1000万画素数の1/2.3型CCD、画像処理エンジンには「Smooth Imaging Engine III」を搭載している。

 機能としては、正確な水平がとれる電子水準器、CCDシフト式手ブレ補正、自動レベル補正、フェイスモードに加え、初心者にはうれしい「イージー撮影モード」などが用意されている。

 画質はコントラストも高くシャープで、色も鮮やかな印象。特に青色はキレイに表現できている。しかし、画像処理のためか、若干のっぺりしている印象も。ノイズに関しては、低感度ISO200まではほとんど気にならない。ISO400くらいからは暗部にノイズが目立ち始めるものの、解像感があるので問題はないだろう。ISO800以上は感度を上げるごとに、カラーノイズが増え、解像感が落ちる印象を受けた。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、「RICOH R10」の実力をじっくり見定めてほしい。

リコー
RICOH R10
実売価格:5万円前後
発売日:2008年9月5日
有効画素数 約1000万画素
光学ズーム 7.1倍
記録メディア 内蔵メモリー(約54MB)、SDカード(SDHC対応)
液晶 3.0型 透過型アモルファスシリコンTFT液晶 (約46万ドット)
最高ISO感度 1600
●CCDサイズ:1/2.3型●最大記録画素数:3648×2736●レンズ焦点距離(35mm判換算):28~200mm●開放絞り値:F3.3~F5.2●最短撮影距離:1cm●動画:640×480、320×240●メモリー:内蔵(54MB)●バッテリー:リチャージャブルバッテリー(DB-70)●サイズ:幅10.2×奥行き2.61×高さ5.83cm●重さ:168g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F5.0●シャッター速度:1/810秒●ISO感度:80●焦点距離(35mm判換算):28mm(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F5.0●シャッター速度:1/540秒●ISO感度:80●焦点距離(35mm判換算):28mm(画像クリックで拡大)