永定からいったん龍岩の中国旅行社に戻ったが、手配してもらった杭州行きの切符は一つ先の漳平という駅にある、というのでチャーター車でそのまま送ってもらう。翁さんは漳平駅まで見送ってくれた。今回完璧なガイドをしてくれ、酒造りの家まで見つけてくれた翁さんに感謝である。

 14時50分発の列車で杭州へ向かう。食堂車は営業していないし、夜は向かいのオヤジのいびきがうるさくて眠れぬまま、列車は正午頃、杭州に到着した。駅には、紹興酒を輸入している宝酒造から紹介された、朱さんが出迎えてくれていた。ひょろっとした小柄な男性。40歳くらいだろうか。日本語はペラペラである。

 会社の車に乗せられ、近くのレストランへ。西湖碑酒を飲みつつ食事をした。朱さんは「軽く食べましょう」と言っていたが、実際はすごい量だ。魚の甘酢あんかけが激ウマだった。