2年間にかかるトータルコストは、何と20万円!

 では、2年2カ月にわたって、実際にどれだけの金銭的な負担をすればよいのだろうか? 料金と端末ローンを合わせた毎月のトータル支払額をまとめたのが下の表だ。なんと、24カ月間の計算で約20万円も払うことになるのだ!

■iPhone 3Gを利用するのに必要な費用
8GBモデル 16GBモデル
1カ月の利用料金(※1) 7280円 7280円
端末の分割払い金額 2880円 3360円
新スーパーボーナス特別割引 -1920円 -1920円
1カ月あたりの支払額 8240円 8720円
24カ月のトータル支払額(※2) 19万7760円 20万9280円
(※1)1カ月の利用料金(7280円)は、基本料「ホワイトプラン(i)」(980円)+パケット料「パケット定額フル」(5985円)+ネットワーク基本料「S!ベーシックパック」(315円)の合計
(※2)ローンは3カ月目から始まるため、合わせて26カ月間が「iPhone 3Gを機種変更できない期間」となるが、ここでは便宜上、支払期間である24カ月間として計算した

 これは高い。iPhone 3Gを使うには、約2年間でこれだけの負担をしなければならないのだ。

 新スーパーボーナスは頭金ゼロ円だから、iPhone 3Gでも持ち帰り時に払うお金はゼロだ。だから、一見するとすごくお得なように思えてしまう。しかし、2年2カ月は機種変更が行えず、もし変更するとユーザーが大損するという仕組みによって、将来の20万円の支払いが決まってしまうのである。

 これはiPhone 3Gに限った話ではないのだが、それにしても携帯音楽プレーヤーのブランドのために20万円を払うのは尋常ではない。筆者はそう考えたが、電話として使うことを考えれば高くはないでしょ、という人もいるかもしれない。これは、iPhone 3Gをどう使うかで変わってきそうだ。

▼2台目の携帯電話としてiPhone 3Gが欲しい=おもに音楽プレーヤーとして使う人

 現在使っている携帯電話はそのまま持ち、iPhone 3Gは音楽プレーヤー兼サブ携帯として使いたい、という人はかなり多いだろう。このようなユーザーにとって、「約2年で20万円」の負担は大きすぎる。サブ携帯として持つのに「ひと月あたり8000円オーバー」「約2年間で20万円の負担」は高いだろう。

▼現在使っている携帯電話を解約し、iPhone 3Gに機種変更する人

 このケースならば、約2年で20万円の負担はリーズナブルだ。ソフトバンク同士の通話が無料になり、しかもパケットも使い放題なのだから、電話サービスとしての魅力は大きい。今使っている携帯電話やキャリアをスッパリやめられるのであれば、納得できる価格だろう。ただし、現時点では機種変更の価格は発表されていないので注意したい。新規契約と比べて割高になることも考えられるので、ソフトバンクからの発表を待ちたい。