ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回は戸田氏が自腹で購入した日本ヒューレット・パッカードの「HP Pavilion Notebook PC dv3000/CT」について。13.3型ワイド液晶を搭載する高性能セミモバイルノートが、13万円強。戸田氏は大満足しつつも、なぜか戦慄を覚えてしまったのであった。

 最近のA4ノートは、15.4型ワイド液晶が一般的だ。僕も、1台所有していたのだが、日々机の上で使っていると、どうにもサイズが大きすぎると感じ始めた。

 例えば、日々愛用しているモバイルノートのdynabook RX1は、12.1型ワイド液晶なのだが、解像度はどちらも同じだ。実際に使ってみると、12.1型ワイドで画面が小さいと感じることはまったくない。そう考えると、ボディの横幅が35センチ程度ある15.4型ワイドノートは、机の上で無駄に場所を取っているように思えてならないのだ。

 そこで今回は、メインで使うノートとして13.3型ワイド液晶を搭載した格安モデル日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の「HP Pavilion Notebook PC dv3000/CT」(以下、dv3000)を購入してみた。構成は、CPUに上位のT9300を選択しメモリーを2GBにした。本記事執筆時点で13万3350円だ。また、メモリー2GBのままCPUをT8100にすれば11万2350円で購入できる。さらにキャンペーンモデルも用意されているので、ニーズに合わせて構成を選べばよいだろう。

かなり待たされて手元に届いたdv3000。CPUは上位のT9300を選択した(画像クリックで拡大)

 僕が購入した時点では激安だと感じたのだが、夏モデルのノートパソコンが大挙登場し、T8100+2GBメモリーの店頭モデルでさえ13万円台で手に入るではないか。標準でOffice 2007が付き、購入時にポイント還元もある。つまり、今となって検討するならば、dv3000がめちゃくちゃに安いというわけではないのだ。価格とスペックを積み上げて計算すると、1万円程度の割安感だろう。

 もちろん、割安感だけで選んだわけではない。最近、13.3型ワイド液晶を搭載したモデルが目立つので手に入れて自分で使ってみたかったのだ。例えば、デルの「XPS M1330」も仕事の現場でよく見かける。こちらも、デュアルコアCPUを搭載して10万円を切る価格なので非常に買いやすい。当然、このモデルも検討したのだが、プレゼンの際に持ち出してビデオの再生をするなど、ヘビーな用途に長期間使いたかったので、dv3000にしたのだ。

 やや前置きが長くなったが、オーダーから3週間ほどたって、ようやく到着したdv3000の実力をチェックしてみよう。