公共放送がTwitterで実況中継!

 残念ながらこのコラムが公開される日には終了しているが、NHKの環境特別番組「SAVE THE FUTURE」は、とても興味深い試みに着手していた。放送の1週間前から舞台裏情報などを「Twitter」の「つぶやき」として発信したのだ。NHKはすでに「YouTube」の「NHKonlineチャンネル」に動画をアップロードしているが、さらにTwitterによる実況中継が加わったわけだ。

 Twitterを実況中継に使うという試みは、昨年ギャガ・コミュニケーションズ(GAGA)が映画「レッスン!」の来日実況リポートを行ったこともある。米国では野球などのスポーツや各種会合の実況放送に使われたりするのは珍しくもない。日本でもよく小グループがTwitterを使って飲み会の実況中継なども行っている。

 注目したいのは天下の公共放送NHKが自前のシステムではなく、Twitterのシステムをそのまま利用したことだ。日本版のTwitterには広告が表示されるが、そこに「SAVE THE FUTURE」の広告が表示されることもあった。

 Twitterの「NHK_onair」では、単に「つぶやき」を流すだけでなく、それをフォロー(受信)するTwitter会員を逆にフォローしていた。つまり、NHK側もTwitter会員から発信される「つぶやき」を読んでいたことになる。完全な双方向の実現だ。このような積極的な取り組みは、何か新しい動きが始まったように感じられる。

NHK 環境特別番組「SAVE THE FUTURE」の特設Twitter会員ページ(画像クリックで拡大)