仕事帰りにふらっと寄って、「もつ焼き」で立ち飲み……といえば、昔は“オヤジのオアシス”だった。“通のオヤジ”の溜まり場で、オヤジ以外には入りづらい。「もつ」は大衆的なのに、言うなれば“逆敷居”が高かった。しかし、時代は変わり、もつ焼きを初めて体験してハマる女性が増えている。そして今や女性客が4割を占め、「特に若い女性の姿は、オトコに“理性ある飲み方”を意識させるのに極めて有効」という「もつ焼き&立ち飲み」の人気店をリポートします。

店頭に置いた“ドラム缶の簡易テーブル”で、もつ焼きに舌鼓を打つ!

『日本再生酒場 もつやき処 い志井 新宿三丁目店』の店頭。ドラム缶に、コーラの木箱をのせた“簡易テーブル”で女性たちが片手にジョッキ、片手に串。仕事帰りに寄って、「ウマイわ~」と軽く飲む(画像クリックで拡大)

ビルの一角、そこだけが昔風に造り込まれている。祭りの屋台で酒を飲むような“夢っぽさ”にあふれる(画像クリックで拡大)

店は新宿末広亭のはす向かいに位置する(画像クリックで拡大)

 その店は、新宿三丁目にある『日本再生酒場 もつやき処 い志井』。昭和25年創業、「4人席のみの立ち飲み屋台」から始まり、調布を本拠地に、現在は68店舗を展開する「い志井グループ」が2003年6月にオープンした店だ。「昭和30年代の元気を取り戻せ!」との思いを込めたという、当時の雰囲気を再現したレトロ風のしつらいが酒飲みの非日常感を盛り上げる。

 それにしても、どうしてこんなに女性客が多いの? 路上にまであふれてます。店内に入ると、若い女性もいらっしゃいます。

レトロを演出する「子宮病 血の道薬 中将湯」のほうろう看板(画像クリックで拡大)

カウンタ-には、軽く一杯を楽しむ若い女性の姿も(画像クリックで拡大)