W-ZERO3シリーズで日本のスマートフォン市場を開拓したウィルコム。新しい路線としてインテルの組み込み機器向けの新プラットホーム「Centrino Atomプロセッサー・テクノロジー」を搭載した“UMPC”「WILLCOM D4」を2008年4月14日に発表、同年6月中旬に発売する。

 これまでもいくつかのPCメーカーからUMPCは発売されてきた。しかし、携帯電話キャリアが店頭で本格的に発売するケースは初となる。このWILLCOM D4について、インテルのAtomをはじめとする昨今のUMPCを取り巻く状況を含め見ていこう。

インテルの省電力プロセッサー「Atom」搭載の小型モバイルPC

 WILLCOM D4は、ウィルコムが発売するWindows Vistaを搭載した紛れもないPCだ。プリインストールのOffice 2007をはじめ、動作スペックを満たすWindows Vista対応ソフトを利用できる。では、WILLCOM D4は他のWindows PCと何が違うのだろうか。それは、世界で初めてインテルの省電力プラットホーム、Centrino Atomプロセッサー・テクノロジーを採用し、軽量470gの手提げポーチにも入るサイズを実現したことだ。

発表会ではウィルコム代表取締役社長の喜久川政樹氏、シャープ代表取締役副社長の松本雅史氏、マイクロソフト執行役常務の佐分利ユージン氏、インテル代表取締役共同社長の吉田和正氏が会した(画像クリックで拡大)

「WILLCOM D4」キーボードを閉じたViewスタイル、キーボードをスライドさせたInputスタイル、写真のノートPC風操作が可能なDeskスタイルと、3種類のスタイルで操作できる(画像クリックで拡大)