携帯電話各社は、家族通話無料でほぼ足並みをそろえた。その先駆けとなったのが、ソフトバンクの「ホワイト家族24」で、ソフトバンクユーザーの家族同士ならば24時間いつでも通話が無料となるというもの。他キャリアと比べて面倒な決まりごとがなく、条件なしでいつでも無料になるのが大きな魅力だが、加入することで損になることはないだろうか? 検証してみることにした。

ソフトバンクの「ホワイト家族24」は、縛りや解約料はゼロ!

 ソフトバンク(ディズニーモバイルも含む)では、ホワイトプランの加入者が「ホワイト家族24」に加入すれば、家族への通話が無料になる(国内のみに限られ、海外での通話は対象外)。

 そもそもホワイトプランでは、21時から深夜1時までの4時間を除けば、ソフトバンク同士の通話が無料となっている。つまり、ホワイト家族24をプラスすることにより、21時から深夜1時までの時間帯も、家族への通話が無料になるわけだ。

 下の表を見てもわかる通り、他キャリアと比べて面倒な条件設定がないのが特徴だ。

■携帯電話各社の家族通話無料制度
ソフトバンク NTTドコモ au
通話無料になる
家族割引
ホワイトプラン
+ホワイト家族24
ファミ割MAX50(※1) 家族割+誰でも割
加入期間の縛り なし 2年間 2年間(誰でも割)
廃止・解約などでの
解約料
なし 9975円 9975円
※1:いちねん割引10年以上+ファミリー割引でも家族通話無料になる

 たとえば、NTTドコモで家族通話無料にするには、2つのパターンがある。1つは「ファミ割MAX50」に加入すること。このファミ割MAX50には加入期間の縛りがあって、途中解約するとキャンセル料がかかってしまう。具体的には、2年間継続して加入することが条件で、途中で解約すると9975円の解約料が必要となる。

 もう1つの家族通話無料のパターンは、「いちねん割引」への加入が10年以上のユーザーが、さらに「ファミリー割引」に加入した場合。加入期間が10年間となると、対象者はかなり限られるだろう。いずれにしても、NTTドコモで家族通話を無料にするには、解約料というリスクがあったり、長期利用者である必要があるわけだ。

 auでも同様で、家族通話を無料にするには「家族割」に加えて「誰でも割」に加入する必要がある。「誰でも割」は2年間継続して加入することが条件で、途中で解約するか移行すると9975円の解約料がかかる。また、家族通話無料には2年縛りという条件が付いている。

 このようにNTTドコモとauにおいては、家族通話無料にするには毎月の基本料割引という要素が含まれるため、縛り期間や解約料といった条件が付いてしまうのだ。

 それに対し、先行したソフトバンクの「ホワイト家族24」には、縛りや解約料はない。ホワイトプランにさえ入っていれば、条件設定なしでホワイト家族24に加入でき、家族への通話が無料になる。分かりやすいうえに、ユーザーに不利な条件がないため、他社より一歩進んでいるといえるだろう。