質感の高さとソフトがまた魅力だ

 すでにご承知のように、iMacは、ボディーの完成度が極めて高い。アルミを多用した本体は、シンプルだがとても高級で、安っぽさをみじんも感じさせない。細部の作りまで完璧である。

 例えば、極薄のキーボードを手にしてみると、ずしりとした金属の質感が伝わってくる。エッジがしっかり立っていて、プラスチック製の安価なキーボードとはまるで別物だと、指先の感触が伝えてくるのだ。

 僕が言いたいことは、おわかりだろう。要するに、iMacは安価だが安物ではないのだ。これで売れないはずがない。

iMacに付属するキーボード。薄型ながらずっしり重く、金属の質感も極めて高い(画像クリックで拡大)

 Windowsモデルには、安価なデスクトップがいくらでもあるが、どうしても「安っぽさ」が目立つ。本体に多少気を利かせていたとしても、キーボードやマウスを見れば一目瞭然。やっぱり、安価な製品はそれなりだと納得するしかない。

 家庭でインターネットやデジカメ写真の管理、音楽を聴くような用途に使うなら、Macで困ることはほとんどないだろう。

 恐るべきことに、その気になればWindowsも動作するのだ。ちなみに、メモリーを2GBに強化すると15万1560円で購入できる。Windows Vista Home Premiumを購入しても19万円でおつりが来る。メモリーと一緒にWindows VistaのDSP版を買うなど、手を尽くせばOffice 2007も含めて20万円以下に収まりそうだ。

 家庭で使うなら、普段はMacを利用し、必要に応じてWindowsという選択も現実的になってきたのだ。

 だが、普通ならそこまで考える必要もないだろう。標準で付属するiLifeでパソコンを充分に楽しめる。仕事に使おうと考えるなら、iWorkを購入してMacならではの活用を考えても良いだろう。