小細工なしのナチュラルな胸元……。上げ底パッドもヨセアゲ機能もいらない。オトナの女性が“美ボディ”を魅せるのにふさわしい水着、それがインポート水着です。40代50代の女性が買うワンピース型から、お店側が「売るのも挑戦」という“布1枚+面積狭い系”まで、今回は西武百貨店にお邪魔して「日本製ではあり得ない水着」と販売係長が話す「ブラジル水着」を徹底リポート。

「インポート水着」はシーズンイン直後が勝負の短期決戦!

 水着レポート最終回は、西武百貨店の池袋本店にお邪魔します。こちらも通年、水着を扱っていますが、特に毎年、シーズン中は売り場を拡張し、スポーツフロアに展開する「水着センター」の売り上げは全国一という。今年は4月16日のオープンから9月2日までで、トップシーズンにはレディース3000着、メンズ1000着がズラリそろいます。

 今回取材にご協力いただいた、同店の渡辺いつ子販売係長に商品の動きを伺うと、「今は夏場に向けてディスプレーをして、お客さまに知っていただく段階。商品が一番そろう5月21日からはさらに売り場面積が広くなり、その頃から売り上げが伸びる」そうだ。池袋西武は、やはり夏本番の「直近買い」が圧倒的に多いという。「駅に直結しているので、例えば豊島園やサマーランドに行くのに、当日の朝、乗り換えの途中うちに寄って買って行くとか。そういうお客さまがすごく多いですね。“タグを切ってください”と、みなさんに言われます」とのこと。

 ところが、みんながどっと買いに来るこの実売期に、なぜか売れない水着がある。それが“インポート水着”だ。中心価格帯は3万~5万円と高め。しかも“ファッション性”があまりに強すぎるため、実売期の売り上げにはつながらないのだという。インポート水着が動くのは、「シーズンに入ってすぐ、イン期の4月から5月中旬まで」(渡辺係長)の短期決戦だ。

 それは高額なだけでなく、もともと商品を扱う店が少ないうえ、しかも最初に“これだけ売れる”と見込んで発注した枚数に限られるから。売れ行きが良くても、追加発注が一切できない。「希少な価値があるんです。インポート水着を着るような、ファッションに強い方はそういう事情をよくご存じなので、いち早くお買い求めになります」(同)。

 池袋西武が扱うインポート水着は、すべてブラジルの水着。昨年、初めてインポート水着の売り場を立ち上げ、今年は水着全体の中でも、特に力を入れていると意欲的。モデルやハリウッド女優をはじめ、いわゆる“セレブ”といわれる女性たちに人気のあるブラジルの水着は、美しいボディをより引き立ててくれるのが魅力なのだ。

1万9800円(カンパーニャ・マリッチマ)(画像クリックで拡大)

1万7800円(カンパーニャ・マリッチマ)(画像クリックで拡大)