お客さんが描いてくれた、かぶと君の絵(画像クリックで拡大)

お客さんが作ってくれたお店の猫のマスコット(画像クリックで拡大)

Q14 また猫カフェに来たいと思いますか?

頻繁に来たい 7人
たまに寄りたい 18人

 猫カフェを後にする人たちはみな、穏やかな優しいオーラを漂わせている。アンケートにも皆さん、快く応じてくれ、猫を語る表情は愛情に満ちていた。「夫婦でケンカしながら入ってきたお客さんも帰りは忘れちゃって仲良くなってるんです。どのお客さんも表情が変わっているのが解りますよ。」と店長さん。「自分は興味がなかったけど、妻に連れてこられたんです。」というのは50代の男性。「でもなぜか猫(月光君)が僕の横にくっついて熟睡してしまいましてね。それを見たらやっぱり可愛かったですね。また来てもいいかな。」と少し照れくさそうな笑顔で教えてくれた。またこの日が5回目の来店だという20代女性は「本当は猫を飼いたいけど、一人暮らしなので昼間に1匹で置き去りはかわいそうで。だから猫が2匹飼える部屋に住むのが夢です。クリスマスと、年明けに「猫はじめ」に来て以来、今日は久しぶりに来ました。ここに来るとみんな私の猫!という感じで幸せになれるんです。これからも頻繁に来たいですね。」と語ってくれた。

 お客さんには2種類のタイプがいると店長さんは話す。まず、とにかく猫に触れたい人。毛並みに触ったり、抱っこしたりと猫と触れ合うことを望むタイプだ。中には、すべての猫を抱っこしようとする人もいるという。しかし猫はマイペースなので、無理に触られたり、抱っこされたりすることは好まない。実際、今回も「抱っこは出来なかった」という人の方が多かった。「猫が寝てばかりいてつまらない」という人もいるという。一方、ただ猫と一緒に過ごすことが幸せという人もいる。猫に触るより、同じ空間にいて眺めているだけで満足というタイプ。お茶を飲みながら、たまたま居合わせたお客さんや、お店のスタッフの皆さんと猫談義を楽しんだり、時々毛並みを撫でたり、写真を撮ったり。彼らは無理に猫を抱っこしようとはせず、猫から来てくれるのを待ちながら、猫とうまく空間を共有することを楽しむ人たちなのだ。このcurl up cafe のお客さんは30代が中心で、後者のタイプが多いという。この日も「このお店で偶然、前の会社の上司と再会し、猫の話で初めて会話が盛り上がって楽しかった」という30代の男性がいた。どちらのタイプにも共通しているのは、とにかく猫が大好きで、猫を身近に感じたいということ。たくさんの「美猫」に囲まれてその姿を眺めているだけで猫好きには癒される空間になるのだ。猫好き同士が集まる場所という心地よさもあるのだろう。

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 では、なぜ他の動物ではなく猫なのか?好き勝手な場所で自由に寛ぐマイペースな猫、媚びないその姿に人間はある意味、憧れるのかもしれない。猫は繋がれることもなく、「お手」や「待て」と言われることもない。我が家に入り浸る野良猫も「実は癒してくれていたんだな」と愛しく思った。一方、同じ空間で「犬カフェ」はどうだろうと、皆さんと話したが「それは私たちはあまり癒されないな」という結論に。犬はその人懐っこさが逆に魅力なのだが、じゃれて飛びついてきたり、舐められたり、吠えたり、走ったりと賑やかで、とてものんびりできそうもない。やはり、まったりと寛ぐには「猫カフェ」だからいいのだ。「最近疲れているな」と感じている猫派の皆さん、ぜひお近くの猫カフェに足を運んでみてはいかがだろう。

(取材・構成/フリーエージェント)

問い合わせ:Curl up cafe(カールアップカフェ)
住所:東京都目黒区原町1-7-4
電話番号:03-5755-5393
定休日:月曜定休(祝日の場合、翌日休業)
URL:http://neko-cafe.net/
※動物取扱者標識
貸出し 第002916号
展示  第002917号