【願い文】

 みなさん、何をしているかというと……

神様へお手紙を書いている(画像クリックで拡大)

 「願い文は神様への手紙です お願い事や心に誓った事、感謝の気持ちなどをつづり、それらが実を結ぶように紐(ひも)を結び封をしてお納め下さい 翌朝ご祈願いたしました後 ご神前へお納めします」と書かれたコ-ナーだ。

こちらが「願い文」コーナー。初穂料500円(画像クリックで拡大)

やっぱり結婚しなきゃ……? 参拝は「30歳前後の女性が一番多い」

 “ご利益”に科学的根拠はないけれど、霊験あらたかなものを感じるから多くの女性がお参りに来るんですね。年齢層を伺うと、「30歳前後の方が一番多いんじゃないでしょうか」と唐松さん。「仕事に趣味にと、忙しくも充実した20代を過ごしてきた方々が結婚を考える時期なのかもしれませんね。今おつきあいしている人と結婚できますようにとお参りされる方も多いようです。願いが叶って、ここで結婚式を挙げる方もいらっしゃるんですよ」(同)。

東京大神宮の入り口にかかる看板。下のほうに書かれた「マツヤサロン」は、神社直営の結婚式場だ(画像クリックで拡大)

 なるほど。厚生労働省「人口動態統計」による「全婚姻および初婚の平均婚姻年齢」(国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集 2008年版」)を見ると、2006年の平均初婚年齢は、女性28.2歳、男性30.0歳。この年齢が示す「晩婚化」の傾向は顕著だが、これは結婚する人の平均初婚年齢であって、結婚しない人がさらにその上にごろごろいるのが現状だ。

 一般に、独身女性が三十路を迎えるころ、ふと「あたしはこの先どうなるのかしら」と不安がよぎったりするものである。飲み会から一人帰って、化粧を落とした瞬間なんかに、鏡の中のあたしをじっと見てしまったりするわけだ。若いころは「あー、楽しかった!」とすぐに寝たんだが。あたしもなにかの手だてを考えて、リスクマネージメントをしておかなければ……。「そうだ! 東京大神宮へ行こう! あした土曜でヒマだし……」みたいな。

 彼氏がいても、なかなかオトコの態度が煮え切らなかったりする。OLを対象にした調査では、恋人のいる女性の8割以上が「今のカレと結婚したい」と思っているそうだが、相方とは温度差があるのだろう。そんなとき、「なんか嬉しいこと書いてないかしら」ぐらいの気持でおみくじを引くのだと思う。

 しかし、だ。なかには「来なきゃよかった」と思うこともあるんじゃないかと――。ちょっとこれを見てください。