願いをこめ奉納する「絵馬」や「結び札」

【縁結び絵馬】

心願成就を祈る絵馬の数々(画像クリックで拡大)

「縁のある方と出会えますように」「彼と結ばれますように」。赤の色使いや花の絵柄など、絵馬掛には女性向けの絵馬がズラリ並ぶ。参拝の女性が選ぶのは、幸せのスズランの花や、叶結び、イザナギとイザナミの神話などを描いた「縁結び絵馬」が圧倒的に多い。各絵馬の初穂料は500円(画像クリックで拡大)

 東京大神宮で授与する祈願絵馬には、干支(えと)にちなむものもあるが、この日、境内の絵馬掛をざっと見たところ、今年の「子(ね)」を描いた絵馬は数枚程度。ご覧のように、奉納された絵馬は、「縁結び」をカタチにした絵柄が9割方を占めていた。

 やっぱり、“オンナの幸せ”を願ってお参りに来た女性は、縁起物とはいえ、ネズミとかウシとかの絵は選ばないだろう。「子」の絵馬を選んだのは、おそらく男性の参拝者だと思う。

【恋愛成就の結び札】

2007年正月に登場した「恋愛成就の結び札」。“進行形のラブ”が成就するよう神社に奉納する。初穂料700円(画像クリックで拡大)

 そして「恋愛成就」の結び札もある。

 「恋愛成就の結び札」は、ホームページによると「古くから神聖視されている常緑樹の『ヒバ』を用いた」という木の札。中央から2つに分かち、片方に自分や相手の名前を書いて、神社に納める。そしてもう片方を祈願の証、お守りとして持っておく。「1つの木札を神様と分かちあうことで、神様とのつながりを強く感じていただける」(東京大神宮ホ-ムページ)

 「恋愛成就」を授かる女性は、基本的に、ラブが“現在進行形”かと思われる。狙いの定まらない「いい人といいご縁がありますように」の、いわば“裾広がりの良縁祈願型”とは一線を画す、“脇見なしの対象限定型”だ。

 そして女性は、神様へ“お手紙”も書く。どうするかというと……