世界第3位の検索サイト「百度」が日本上陸

 世界の検索サイトランキングで「Google」「Yahoo!」に次ぎ第3位の市場シェアを持つ「百度(Baidu:バイドゥ)」が1月23日、日本国内での本格サービスを開始した。

 こうしたIT系の話題企業が日本に参入するときはジャーナリズムを介してアナウンスされることが多いのだが、「百度」ではブロガーを集めた意見交換会を優先したのが興味深い。ネットユーザーの中核部分に「百度」の存在を広めようとした意図が伺われる。

 すでに日本では昨年3月からベータ版と呼ばれる試験サービスが開始されていたが、このたび「百度」はなぜ日本に本格参加したのか。意見交換会での説明としては、(1)日本は世界第2の経済市場、(2)検索市場の普及率が高い、(3)ダブルバイトの技術が生かせる、ということらしい。ダブルバイトというのは漢字を使った文字のことだ。漢字情報検索の技術が、欧文中心の「Google」よりも優秀だと主張したいのだろう。

 そうは言っても「百度」が日本の検索サイトの市場で生き残るためには、やはり検索能力は問われる。「Google」を追い越したいのなら、「Google」より精度の高い検索機能が必須となるが、実際はどうだろうか? いくつかのキーワードを試してみたが、現状では「Google」にはやはりかわないというのが実感だ。

日本版「百度」のトップページ。「百度」という社名は、日本人にしてみると「お百度参り」を連想させる変わったネーミングだが、南宋の詩人・辛棄疾の「青玉案」にある「人々の中で、彼を千度、百度探す」がその由来。価値あるものを探すという意味の成語として中国人には広く知られている。ロゴはパンダの足跡をデザインしたものだ