2007年冬もボーナス商戦の時期に入り、量販店の薄型大画面テレビ売り場の販売も活況に満ちている。読者の皆さんの中にも、この冬のボーナスで薄型大画面テレビを購入して地上デジタル放送の美しい映像を堪能している方が数多くいることだろう。

 それでは実際に番組を楽しんでいるのだろうか? 映画、スポーツ、音楽と地上デジタル放送にはハイビジョンの番組が増えている。しかし、それだけでは飽き足らない、もっと活用したいという人たちには、別のデジタル放送への挑戦もオススメしたい。地上デジタル放送のほかにも、BSデジタル、CSデジタルといった衛星方法や有料放送も提供されている。放送局が増えたり、チャンネル数が多かったりと、複雑なデジタル放送の事情をいまいちど整理して理解しよう。

毎度のテスト環境となっている大画面テレビ。大画面テレビを購入したからにはハイビジョン番組を思う存分楽しみたい!!(画像クリックで拡大)

 薄型大画面テレビによって、地上デジタル放送の高画質な番組は今や身近にものになりつつある。

 今やデジタル放送の基本となった地上デジタル放送は、もはや説明不要だろう。全国放送である「NHK総合」(NHK-G)と「NHK教育」(NHK-E)に加え、地域ごとに無料民間放送が提供されている。放送されている内容も現行の地上アナログ放送と同じのため、アナログ放送そのままの延長線上として、今まで通り見ることができる。

地デジだけでなくBS、CSの放送にも注目してみよう(画像クリックで拡大)

 今回は、この地上デジタル放送以外の番組も見てみよう!というわけだ。

 今回取り上げるのは、薄型大画面テレビが標準で搭載している「地上・BS・110度CSデジタル放送チューナー」(一部、地上デジタル専用チューナーのモデルも存在する)で視聴できる「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」の2つだ。

 なお先に断っておくが、これから紹介するBSデジタル放送・110度CSデジタル放送を受信するためには、パラボラアンテナを設置してある必要がある。マンションなど集合住宅では地上デジタル放送対応アンテナと合わせてBSデジタル放送の共同受信アンテナが設置されていることも多く、その場合は室内に地上波のアンテナ端子と合わせてBS・110度CS放送の端子が用意されていることが多い。筆者の自宅も知らないうちにBSデジタル対応のアンテナが設置されていたため、実際には工事なしで視聴できてしまった。

 一戸建ての住宅では、屋根やベランダなどへの設置が必要だ。アンテナは家電量販店で1万円程度で購入できるが、設置には屋根に上るなど危険を伴うことがあるため、実際に取り付ける際には電器店に工事を依頼した方がいいだろう。

 それでは、BSデジタル放送、CSデジタル放送を順に解説してこう。

一戸建てで視聴するには、BS・110度CSデジタルのアンテナを取り付けよう(写真は松下電器産業の「TA-BCS40RK1」)(画像クリックで拡大)