さぁ、お待ちかね。Vii本体をバラすぞ!!

 最後にViiを分解しよう。

 本体裏に4つのネジが見え、これらは簡単に外すことができる。それを開けた結果が以下の写真だ。見ての通りViiの中身はスッカスカで、裏面に至っては何もチップがないどころか、回路すらなかった。驚くほど軽く、また携帯型ゲーム機のACアダプターまでも利用できるViiの秘密、ここにあり(?)なのだ。

ネジは簡単に回せる(画像クリックで拡大)

外見と比べ恐ろしく小さいその中身。フリスクと比較するとよくわかるだろう(画像クリックで拡大)

裏面は黄緑色一色に染まった板となっている(画像クリックで拡大)

本体はWiiと比べてスカスカだが、説明書の中身もスカスカだった(画像クリックで拡大)

 3回にわたりViiを紹介した間に、当連載のほか他メディアでも紹介されたこともあり、随分日本でもViiは有名になった。しかし、本国での消費者の反応は、Vii紹介記事の感想欄のBBSを見る限り、とても買いたいという人はいないようだ。ひょっとしたらViiの最大の顧客は、おもしろいネタを求めて奔走している、海外のメディア関係者ではないか、と思ってならない。

著者

山谷剛史(やまや たけし)

海外専門ITライターとしてライター業を始めるものの、中国ITを知れば知るほど広くそして深いネタが数限りなく埋蔵されていることに気づき、すっかり中国アジア専門のITライターに。連載に「山谷剛史の「アジアIT小話」」、「山谷剛史のマンスリーチャイナネット事件簿」、「中国ビジネス四方山話」など。著書に「中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立」(星海社新書)「新しい中国人 ネットで団結する若者たち」(ソフトバンククリエイティブ)など。