実は高機能! 遠隔操作でリモコンもコントロール

 ロケフリ Home HDを使って「とりあえず映像を見られる」という使い方でよければ、ケーブル配線だけをしてやれば済む。しかし、実際に使うとなると「テレビのチャンネルくらいは変えたい」、または「レコーダーの録画リストから選んで再生や早送りまでしたい」くらいのリクエストが出てくるのは当然だ。

 そこで登場するのがロケフリ Home HDの「受信機」に付属するリモコンだ。実はこのリモコンには、「送信機」に取り付ける赤外線信号の送信部「AVマウス」と合わせて、対応機器のリモコン送出機能が付いている。

ロケフリ Home HD付属のリモコン。リモコンはソニーのレコーダーなどのアンプにかなり似た形をしている(画像クリックで拡大)

AVマウスはソニー製品の一部に付属している、赤外線信号を送出するパーツだ。「送信機」の背面に接続する(画像クリックで拡大)

AVマウスをBDレコーダーのリモコン受光部に向けてセット。この位置がズレると操作できないので、正しい位置に置けたらテープなどで固定しよう(画像クリックで拡大)

 ロケフリ Home HDのように他機種のリモコンを操作できる製品は、例えば前回紹介したAVアンプの「TA-DA5300ES」もあるように珍しくはない。しかし、今回ロケフリHDを使って感心したのが、その設定の方法だ。詳しくは写真を見て欲しいが、なんとリモコンの信号から逆にそのリモコンが相当する機器を自動検出する機能が備わっているのだ。

「受信機」に向けてロケフリ Home HD付属リモコンの「設定」からメニューを操作して開始(画像クリックで拡大)

「かんたん設定」を選ぶとリモコン信号から使ってリモコンを判断する“逆引き”で設定できる。この発想は画期的だ(画像クリックで拡大)

「受信機」のリモコン受光部に、実際に操作するBDZ-X90のリモコンの「青」ボタンを押して検出させる(画像クリックで拡大)

無事検出終了。これで選ぶだけで簡単に設定できるなら、誰でもできるはずだ(画像クリックで拡大)

 これほど簡単なものはない。今回はソニーのBDレコーダーのほかに東芝のHD DVDレコーダー(と言っても、リモコン信号はDVDレコーダーと共通)を使ってみたが、あっさり自動識別してくれた。リモコンコードの設定というと、マニュアルとにらめっこしながら、どの設定で操作できるか四苦八苦……しかも挙げ句の果てに対応してないということもあったので、この手軽さは素晴らしい。ちなみに、対応機器はホームページで公開されているほか、完全に非対応の機器でも学習機能を使えれば操作できるようになるはずだ。

 これで本当にセットアップ完了。あとは活用するだけだ。