以前このコラムでもお話ししたように、最近はソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機「PSP(プレイステーション・ポータブル)」を使って海外ドラマを見るのにハマっている。画面が大きくて見やすいので使い勝手はいいのだが、今使っているメモステの容量が2GBなので、保存できる番組数が少ないのが不満だ。

同容量のメモリースティックより安い!? ウォークマンA800シリーズを衝動買い

 そんな折、某サイトのセールで8GBモデルの「ウォークマン A800シリーズ(NW-A808)」が2万9800円で売られていた。PSPの動画再生に使えるメモリースティックPRO Duo 8GBが実売価格3万7800円で売られていることを考えると、NW-A808がとてもお値打ちに感じたため購入してしまった。

240×320ドットの2.0型液晶を搭載する「ウォークマン A800シリーズ」。ホワイト、ピンク、ブラック、バイオレットの4色のカラーバリエーションを用意する(8GBモデルの「A808」はブラック、バイオレットの2色のみ)
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MPEG-1/2/4、AVC(H.264/AVC)、WMV、DV AVI、QuickTimeなどさまざまな形式の動画を楽しめる(付属の「ImageConverter 3」でMPEG-4、AVC(H.264/AVC)のどちらかに変換して転送)
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 NW-A808を買った目的はただ一つ。レコーダーに録画した番組を屋外でも効率よく視聴するためだ。ただ取材などから、いつも使っているPSPほど録画番組の再生には向いていないことも承知していた。

 例えばPSPならHDD&DVDレコーダーのスゴ録の機能「おでかけ・スゴ録」を使って、レコーダーからPSPに直接動画を転送できる。しかしA800シリーズはこの機能に対応していない。

 A800シリーズはテレビパソコンもしくは、Web上にあるビデオキャストなどの再生が得意なのだが、AV機器との親和性は今ひとつなのだ。それでもなぜNW-A808を買ったかというと、あの薄くて小さい本体で手軽に動画を見られると思ったらガマンできなくなったからだ。メイン機能である音楽再生の音質もずば抜けており、ジャケット表示も見やすい。それだけの機能がありながら、同じ容量のメモリースティックよりも安いという図式が、僕を“衝動買いモード”に突入させた。

 せっかく大容量の8GBメモリーを搭載するモデルなので、なんとか録画番組を快適に視聴する術はないのか。いろいろ挑戦してみたところ、オススメの解決策が見つかった。今回は試行錯誤した動画作成機能と再生のTIPSをご紹介しよう。

録画したDVDからウォークマン用動画を作成するのはラクラク

 既に録画したDVDの動画をウォークマン用動画に変換できるのが「InterVideo DVD Copy 5 Platinum」だ。僕の手元にあるのは前バージョンの「4」だが、作業手順に大きな変化はないので参考にしていただきたい。

 ほかにもフリーソフトウエアの「携帯動画変換君」を使う方法があるが、リッピングなどいくつかのソフトが必要になり、手順が複雑になる。携帯動画変換君を使った動画作成方法は多くの個人サイトで丁寧に解説されている。興味のある方は検索して見つけていただくとして、今回は操作が簡単で「DVD Copy」を使った動画の作成方法をご紹介しよう。

「InterVideo DVD Copy 4 Platinum」の操作画面。操作はとても簡単。DVDをセットしてソフトを立ち上げ、「フォーマット」を「H.264-PC」に設定。後は任意の保存先を指定して「変換」ボタンをクリックするだけで完了する
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約30分の番組で40分の変換時間がかかった。Pentium 4 2.6GHzという今にしては非力なパソコンなので、最新の機種ならもっと短時間でできそうだ。完成したファイルはイメージコンバーターを使って、無変換でウォークマンに転送できる。30分番組を約4秒で転送できた。変換は時間がかかるが、転送の使い勝手は上々だ
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