こんにちは。駆け出しライター平山ゆりのです。前回の「ゆれるだけで痩せちゃう!? JOBA、ロデオボーイなど、まだまだ売れてる家庭用乗馬器具のヒットの理由(前編)」は読んでいただけましたか?

 乗馬フィットネス器具って何? まだ売れてるの? という疑問のお持ちの方は前回の記事をお読みいただくとして、今回は、メーカーの方々への追加取材に加えて、販売ターゲット層の女性たちに実際に松下電器産業の「JOBA」に試乗してもらい、率直な感想を聞いてみました。果たして、品田所長はこのヒット現象をどう分析するのか、最終ページの「まとめのまとめ」もお楽しみに。

 品田流ヒット研究所は、所長の品田英雄(日経エンタテインメント!創刊編集長)、 エンタ!編集部白倉資大、そして私、平山でお送りします!


ミリオンヒットの理由は?

乗り心地やいかに

日経BP社の女性スタッフが大集合



3万円以上の商品なのに100万台突破へ

 “ヒット”と一言で言いますが、実際のところ、乗馬型健康マシーンは世の中にどれぐらい広まっているのでしょうか。「ロデオボーイ」を生んだ大東電機工業と「JOBA」の松下電器産業に話を聞いてみると…。

 ロデオボーイの場合、ブームの火付け役となった2005年5月のTVショッピング放送後から、シリーズ全体で毎月3万台は出荷しているそうです。2年間で毎月3万台ですから、単純に計算しても、すでに現在までで70万台以上になります。
さらに、今年の1月と2月はそれぞれ月に4万台(ロデオボーイ2が約3万5千台、ロデオクイーンが約5千台)を出荷していて、依然、その数は伸びているそうです。

 一方のJOBAも、人気はうなぎのぼり。シリーズ出荷台数は2006年12月の時点で約20万台(05年度の約3.5倍)。昨年発売した「JOBAフィット」の売れ行きも好調だそうです。

 ロデオボーイシリーズで70万台以上、JOBAシリーズが06年12月の時点で20万台ですから、JOBAとロデオボーイの出荷台数を合わせると、乗馬型健康マシーンが100万台突破のヒットになる日も近い(あるいはすでに突破している)といえます。

 では、出荷100万台という数、ダイエット器具としてはどれぐらいすごい数なのでしょうか。健康食品や健康機器など、70,000点以上の健康関連商品を取り扱う健康関連商品の通販サイト「ケンコーコム」を運営するケンコーコムの広報担当中(なか)さんにお話を伺ってみました。

ケンコーコム

平山「乗馬型健康マシーンの代表ともいえる、JOBAとロデオボーイシリーズが各メーカーから合わせて100万台近く出荷されているそうですが、ダイエット・健康器具で100万台という数はどれぐらいのインパクトを持つのでしょうか?」

「健康器具と一言で言っても、数千円代のものから数十万円するものまであります。ですから、台数だけで判断するのは難しいです。しかし、3万円(ロデオボーイ)から15万円(JOBA)という高額なもので、100万台に近い出荷数というのは凄いですね」

平山「御社での売れ行きは好調ですか?」

「ええ、好調です。健康商品業界の中ではヒットと呼ばれるものであっても、私たちのように会社にいて詳しいものや、健康マニアと呼ばれる方たちだけの間で広まることが多いんです。ところが、ロデオボーイ、JOBAという言葉は、持ってないし、試したこともないけれど知っている、という人が多いですよね。そういう部分で乗馬フィットネス器具の注目の高さというか、浸透度の高さに驚かされています」

NEXT作った人と売った人は別?ヒットの裏に代理店、テレビ局の存在が。