料理の味加減、転じて物事の具合を塩梅(あんばい)と呼ぶように、塩は料理の味を決める大切な調味料である。1997年4月までは塩専売法という法律の下、約90年もの間、国内での塩を生産・販売できる会社は限られていた。この塩専売法の規制か緩和された1997年4月以後、実に様々な塩が販売されるようになっている。

 “塩”とひと口に言っても、海水から作られる塩、塩の結晶を掘り出して作る岩塩の2種類に分けられる。人工的に精製した塩と比べると、自然塩にはミネラル分が多く含まれる。このため、自然塩は塩辛いという刺激が少なく、ほのかに甘さを感じるものが多い。一般的に海水から作られたものは魚料理に、岩塩は肉料理に向くと言われている。

 今回選定した塩は岩塩のほう。しかしシベリアの地下600メートルから掘り出した塩。粒の細かなものと少し粗い結晶を交ぜているのが特徴。この塩を肉の上にパラリと振りかけてサっと火を通すと、この上もなく肉のうまさを引き立ててくれる。

ロシア商品専門ショップ 門「シベリア岩塩」
写真奥:シベリア岩塩(150g)…294円(税込)
写真手前:シベリア岩塩の塊(2~3個:計約500g)…1500円(税込)
URL:http://www.umai-mon.com/user/scripts/p_product.php?product_id=5074

(文:原 如宏/写真:大橋 宏明)