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不運の親子サッカー

2009年3月23日

息子が右腕を骨折して1週間が過ぎた週末、「サッカースポーツ少年団(通称=スポ少)」の親子レクリエーションがあった。親子混合のチームを結成しての「ミニサッカー大会」だが、1年間のスポ少活動の締めくくりであり、6年生を送り出す最後のイベントでもある。団員である息子もずいぶん前から楽しみにしていたのだが、直前になってけがに見舞われてしまったわけだ。

たとえ息子は出場できなくとも、僕たち夫婦はしっかりメンバーに登録されていた。僕らもこういったイベントは嫌いではないし、息子も見に行きたいというので参加するつもりだったが、見ているだけでは済まなくなり、調子に乗って余計なけがを招きはしないか、それだけが少々心配だった。

そして迎えた当日。大会は全5チームによるトーナメント戦で、我がチームの初戦は第2試合の予定だった。試合時間は15分ポッキリだが、普段激しい運動をすることのない僕たち中年層にとって、15分間も動き続けるのは酷だ。せめてけがだけはしないようにと、第1試合は観戦もせずに、ウォーミングアップを入念に施す。息子もとりあえずは仲間のプレーを黙って見つめていたが、その背中はどことなく哀愁を漂わせていた。

第1試合が終わると、いよいよ僕たちの出番。相手チームと挨拶を交わしたら、先に子供たちがそれぞれ得意なポジションに着き、そのあとで僕たち大人が空いたポジションに着く。誰がどこに入るか作戦を立てるわけでもなかったので、僕は何となくフォワードのポジションに着いた。

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