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張り切りすぎた集落運動会

2008年11月4日

我が安房チームが町民体育祭(町体)で優勝を飾ったその翌週、島内各地で「集落運動会」が一斉に行なわれた。町体が「本気モード」なら、集落単位で行なわれるそれは大半が「お気楽モード」。町体と違って老若男女誰もが参加できて楽しめるのが、小さな集落運動会ならではの魅力といえる。

僕の住む船行集落でも、「第39回 船行区大運動会」が催された。偶然にも僕が生誕した年から、船行では運動会が行なわれるようになったらしい。それはそれとして、当日は山にかかるどんよりとした雲が気になったが、晴れたり曇ったりのまずまずの天気に恵まれた。僕たち役員はひと足早く集合し、万国旗の設置やら音響機器の調整やら、最後の準備に取りかかる。船行在住3年目ともなれば、僕も勝手が分かってきただけに、前日の会場づくりからその準備に戸惑うことはない。

やがて9時を回ってぼちぼち人が集まってくると、予定通り9時半きっかりに開会式が始まった。まずは役員と選手団、つまり区民全員による入場行進だ。こぢんまりした運動会ではあるが、国旗と町旗の掲揚、選手宣誓や祝電紹介など、その内容は本格的だ。それが終わると早速競技開始。プログラム前半は年代別に徒競走が続き、僕たち一家も揃って出場。町体では応援するだけだった僕たちだが、まるでその鬱憤を晴らすかのように全員が1位を占め、早速ティッシュペーパーを4箱獲得した。船行の運動会は種目に出るごとに、ティッシュペーパーなどの日用品やインスタントラーメンといった食料品が、順位に関係なくもらえるシステムになっている。我が家ではそれを見込んで日用品をしばらく買い控えていたため、特にトイレットペーパーは最後の1本がなくなりそうでヒヤヒヤする日が2〜3日続いたが、どうにか持ちこたえてこの日を迎えた。

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