そんなこんなで、昨年は出場できなかった悔しさを晴らそうと、今大会は気合い十分で臨んだ。大会は学年別全6チームによる対抗戦で、もちろん経験者の有無にもよるが、何といっても保護者同士の結束力が物を言う。小さな島の学校だけに、転勤族の人たちなど多少の入れ代わりはあっても、毎年ほぼ同じようなメンバーで出場することになるわけで、より経験を積んでいる上級生チームのほうが、どうも強い傾向にある。
「原則として兄弟のいる保護者は長子の学年チームに参戦する」という規定により、僕たち夫婦は3年生チームで出場。予選リーグは2試合あって、対戦相手は2年生チームと4年生チームだ。大会前の合同練習では、上級生チームを相手に有利なゲーム運びを見せたものの、試合では2試合ともあっさり敗北。決勝戦はおろか3位決定戦にも進めず、昨年のうっぷんを晴らすつもりが、かえってスッキリしない形で大会は幕を閉じた。
島の学校のPTAは小ぢんまりとしている分、1人1人が担う役割も多く大変な面もある。一方、イベントでは妙な連帯感が生まれて盛り上がるという、島ならではの楽しさもある。そしてイベントのあとは、やっぱり「飲んかた(=飲み会)」が付き物だ。この日も大会のあと、真っ昼間からとっぷりと日が暮れるまで、ひたすら飲み続けた。おそらく島人はこういう場で、よりいっそう連帯感を高めていくのだろう。こうした濃密な島のPTA活動は、小学校だけでも、まだ6年近く続く。






