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結局僕たち夫婦は、全部で4つあるPTA専門部のうち、敬遠されがちな「研修部」に所属することになった。研修部の主な仕事はPTAに関する広報活動で、具体的にはPTA新聞の発行を担う。なぜ広報部でなく研修部なのかというと、教育に関する研修会を企画・運営するという仕事もあるからだ。サラリーマン時代は広報宣伝部という部署に所属していた僕にとっては、まさしく専門分野であり、現在のフォトライターとしての仕事もその延長線上にある。そうしたことから、この時点で妻はお役御免とばかりにフェードアウトし、さらには、どう見ても端から「適任」と見られることは必至で、とうとう研修部の部長までする羽目になってしまった。ここ最近、自分の仕事の締め切りだけでなく、学期末に発行予定のPTA新聞の締め切りまで気にしなければならない日々が続いている。

一方、規模が小さい分、催し物はコンパクトな反面、大いに盛り上がる。特に毎年6月下旬ごろに開催される「PTA親睦ミニバレーボール大会」は、毎回異様な盛り上がりを見せる。ミニバレーボールというのは、ゴム製の柔らかい、ふわふわのボールを使用し、男性はジャンプして打ってはいけないとか、両手で返球しないといけないとか、いろいろと“ローカル・ルール”もあるようだが、要は誰でも楽しめるように工夫されたバレーボールだ。そんな“ソフト”なスポーツでありながら、昨年、僕は情けないことに、大会前の練習時に右手小指の腱を断裂するという、全治3カ月のケガに見舞われた。トスを上げようとしてネットに右手が絡まり、そのはずみで腱を断裂したのだが、未だに「ミニバレーで小指を負傷した男」として笑いの種にされている。

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