このページの本文へ
ここから本文です

ベランダ・バーベキュー

2008年5月26日

「モウソウチク」に「マダケ」に「コサンダケ」……。屋久島では幾種ものたけのこが、時期をずらしながら収穫できるので、比較的長期にわたって春の味覚が楽しめる。

「そろそろマダケの時期やねぇ」

「じゃねぇ(そうだねぇ)。“モウソウ”は、もうよか(もう飽きた)……」

5月に入ると、そんな会話があちこちで聞かれるようになる。モウソウチクの旬が終わる頃、入れ替わるようにしてマダケが出始めるのだ(昨年の記事)。

モウソウチクといえばたけのこの「代表選手」だが、地元ではそれよりも断然美味だとして、マダケを好んで食する。天ぷらやみそ汁にするのもいいが、モウソウチクのように灰汁抜きする必要がないので、そのまま炭で焼いて食べるのが手っ取り早く、しかもうまい。僕たち一家もその味にすっかり魅了され、毎年この季節になると、たけのこ掘りに繰り出す。

「朝ご飯食べたら、“たけんこ”掘りに行くけど、一緒に行くか?」

ある休日の朝、子供たちをたけのこ掘りに誘ってみた。

「うん、行くっ!」

ジャガイモやら大根やら、とにかく掘るのが好きな息子が、間髪入れずに食い付いた。

「どこに行くの?」

「集落の裏にある竹やぶだよ」

「じゃあ、私も行く」

娘はどこか山奥まで歩いていくとでも思ったのか、その点をきっちり確認した上で、冷静に判断するところはさすがだ。

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る