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学びの屋久島海祭り

2008年4月28日

屋久島の春は思いのほか短く、じわじわと暖かくなってきたかと思うと、みるみる気温も上がって、初夏から夏へと足早に移ろいでいく。ところが今年は、例年に比べて季節の移ろいがゆっくりだ。春の訪れが少し遅かったせいもあってか、なかなか夏の気配を感じることがない。

そんな中、今年も屋久島観光協会主催による、「屋久島海祭り」が催された。毎年ゴールデンウィークに合わせるようにして、屋久島には多くの観光客とウミガメが訪れるようになる。「観光」のピークと「産卵」のシーズンを前に、島内一円の海岸や港をきれいにしようというもので、清掃後には「ご褒美」として、マリンジェットやカヌー、漁船の試乗などが無料で体験できる、子供たちにも楽しみなイベントだ。

「今度の土曜日、海祭りだって」

「えっ!? じゃあ、またカヌーに乗れるの?」

昨年の海祭りで、カヌーの楽しさを覚えた娘が食いついた。

「カヤックはウチにあるから、いつでも乗れるじゃん」

「あ、そっか」

「今年は春田浜で“コーラルウォッチ”があるんだって。それに行ってみない?」

今年は「国際サンゴ礁年」とやらで、新たにそんなアクティビティも用意されていた。サンゴ礁が身近にあるからこそできる、いかにも南の島らしいプログラムだ。

「コーラルウォッチって?」

「サンゴの観察会」

「ふ〜ん。じゃあ、それに行ってみたい」

「ちゃんとゴミ拾いをしてからね」

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