こうして出来上がった作品の一部を並べてみると、それらは紙だけで作られているとは思えない仕上がりで、雑貨屋の店頭に並んでいてもよさそうな見栄えだ。妻の「処女作」となったランチバスケットは、まさしく「エコバッグ」として買い物にも活用できそうなデザインでもある。ディテールはともかく、自分の手でこれだけのモノが作れるとなれば、完成したときの満足度は高く、喜びもひとしおだろう。
そしてこの日以来、我が家では子供たちのおもちゃ箱や小物入れなど、次々とエコクラフトによる手作りの品が生み出されている。母親の手作り品が、子供部屋をはじめ家の随所を飾るようになると、目に見えぬ愛情がにじみ出るのか、家全体の雰囲気もどことなく温かみを帯びてくるから不思議だ。我が子らもそれを感じとって、部屋をきれいに片付けるようになってくれればいいのだが……。エコから生まれる好循環を、ささやかながら期待したい。






