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日没直後にライトアップされ、浮かび上がるクライスラー・ビルディング
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ニューヨークという街は、今までの歴史の中で何度も「もうだめかもしれない」と国内外ともにみなされることがあった。しかし、そのたびに見事に復興してきた。この街の財産は、同時多発テロの際に人々が見せた何事にも屈しないという「強さ」と、いかなる状況にも左右されない「誇りと自信」であるように思う。彼らは自分のペースや世界観を見つけることがうまいのだ。

そして、いつかきっと、疲弊したこの街の希望の光が見えてくるだろう。しかし、落ち込んでいるときは、そっとしておいてもらいたいもの。しばし、この街の立ち直りを静観するとしよう。

通勤客で賑わうグランド・セントラル・ターミナルに美しく差し込んだ朝日
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今後は、折に触れて世界各地を旅した私が肌で感じた“ワールド・トレンド”をお届けしたいと思う。

さっそく、にわかに活気付いてきたラオス、カンボジアの街を歩いてきた。ラオスには東京にあっても申し分ないヘルシーなフレンチ・レストランがあり、カンボジアは建築ラッシュで、カジノもあり、賑わっていた。意外だった。そして、両国には、高度成長時代に突入する直前の躍動感が溢れていた。

10年後、20年後、これらの国、そして、ニューヨークは、日本はどうなっているだろう──。ニューヨークを離れ、各国の将来に思いを馳せてみた。

入澤 依里(YORI IRISAWA)

執筆家。同サイト以外にNikkei BPnet“ひと・話題”内で、『国境を越える風』を、「cafeglobe」内で『たおやかな光』というタイトルでエッセイを寄稿中。その他、翻訳書に『ZAGAT TOKYO』(英訳)、『静かに恋を見つめてみませんか?』(主婦の友社刊)がある。翻訳絵本『THE KISSING HAND-キスのおまじない』(アシェット婦人画報社刊)は「全国学校図書館協議会・選定図書」「日本図書館協会・選定図書」に認定された。世界の子供のためになることをライフワークにするべく模索中。

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