ニューヨークという街は、今までの歴史の中で何度も「もうだめかもしれない」と国内外ともにみなされることがあった。しかし、そのたびに見事に復興してきた。この街の財産は、同時多発テロの際に人々が見せた何事にも屈しないという「強さ」と、いかなる状況にも左右されない「誇りと自信」であるように思う。彼らは自分のペースや世界観を見つけることがうまいのだ。
そして、いつかきっと、疲弊したこの街の希望の光が見えてくるだろう。しかし、落ち込んでいるときは、そっとしておいてもらいたいもの。しばし、この街の立ち直りを静観するとしよう。
今後は、折に触れて世界各地を旅した私が肌で感じた“ワールド・トレンド”をお届けしたいと思う。
さっそく、にわかに活気付いてきたラオス、カンボジアの街を歩いてきた。ラオスには東京にあっても申し分ないヘルシーなフレンチ・レストランがあり、カンボジアは建築ラッシュで、カジノもあり、賑わっていた。意外だった。そして、両国には、高度成長時代に突入する直前の躍動感が溢れていた。
10年後、20年後、これらの国、そして、ニューヨークは、日本はどうなっているだろう──。ニューヨークを離れ、各国の将来に思いを馳せてみた。






