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From New York特別編〜ニューヨーカーの冷静と情熱を喚起したオバマの勝利

2008年11月6日

Text:Yori Irisawa 

 2008年11月4日、アメリカ大統領選は、大方の予想通りバラク・オバマの圧勝で終わった。ABC Newsの開票速報を見ていて印象的だったのは、新しい大統領の誕生にアメリカの未来を期待し、歓喜したり、涙したりするニューヨーカーたちの興奮気味な肉声だった。

 普段、めったなことで浮かれないクールなニューヨーカーも、投票日当日はかなり盛り上がったようだ。友人同士で集って開票速報を見たり、タイムズ・スクエアなど多くの人が集まるNYの名所では、ニューイヤーズ・イブのカウントダウンよろしく、お祭り騒ぎで喜びを分かち合ったりする人の姿をTVで見た方もいることだろう。

 そこで、前回に続き、私の親しいニューヨーカー数人に「もし、オバマ大統領に直接会ったら何を伝え、何を期待するか」などの質問を投げかけ、緊急取材を試みた。

 再びここで、彼らのリアル・ヴォイスを紹介しよう。

ジャネット・オザードさん/Janet Ozzard
(『New York Magazine』ストラテジスト・エディター、44歳女性)

私は、4日の朝8時半にバラク・オバマとジョー・バイデンに投票しました。暗く、悲惨な8年を経た後、彼らを選ぶことによってこの国の将来を楽観視できるなら、私自身の生活も変わると信じます。NYは今、不景気に向かってはいるものの、この国を導く、知的で、先見性のあるチームを選んだ国民の喜びが、この街も良くしてくれるはずです。さらに、よりローカルな面で言うと、任期が来年末に迫ったNY市長のマイケル・ブルームバーグが、おそらくさらに向こう4年間、NYの行政を司りそうなので、彼がどのようにこの不景気の影響に対処するかも、興味があります。

私がもし、オバマに面と向かって会えたら、なんて言うかって? 「オバマ大統領、あなたが新しい政府をとりまとめるために、とても忙しいのは分かります。そして時間がかかりそうな課題が山積みなのも分かります。しかし、できるだけすぐに、そして安全にイラク戦争を終えてください」と言いたいですね。

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