(文=中村 孝則:コラムニスト)
ウイスキーにシングル・モルトがあるように、コニャックにもシングル・コニャックという世界がある──。
ご存じのように、シングル・モルトの“シングル”が意味するのは「モルト(大麦麦芽)だけを原料に単一蒸留所でつくられたウイスキー」をいう。ようするに、いろいろとブレンドしていないウイスキーのことである。それぞれの蒸留所によって、個性がちがっていて、その素朴でストレートな旨さで最近は人気が高い。同じように、コニャックにも単一蒸留所でつくられるコニャックが少なからずある。それがシングル・コニャックである。

左から、ラニョー・サブラン『フローリレージ』(45年熟成)2万4800円、ダニエル・ヴージュ『レゼルブ・ファミリアーレ』(80年熟成)8万円、人気のポール・ジローの『エクストラ・ヴュー』(25年熟成)5980円(すべて目白田中屋で購入可能)




