(文・写真=高玉 あかね、監修=プライヴ編集部)
イタリアは2千年の伝統を誇るゴールドジュエリーの生産国だ。その高度な技術と斬新なデザインは世界中の人々を魅了して止まない。そして常に世界にジュエリートレンドを発信している。イタリアでは、女性が日常的にジュエリーを身に着ける習慣がある。そして記念日に贈られるジュエリーには“大切なストーリー”との思いが込められているという。
イタリアのゴールドジュエリー生産地として特に有名なのは、ヴェチェンツァ、ヴァレンツァ、アレッツォ、トーレ・デル・グレコの4大都市だ。中でもヴァレンツァの傍らに佇むポー川流域は古くからゴールドとの関わりが深い。“幾世紀もの間、金の採集が盛んで、この地に住む住民が砂金を集めていた”と紀元前1世紀の古い文献にあるくらいだ。
現在もヴァレンツァでは多くの企業、工房が軒を連ねている。イタリア貿易振興会の資料によると、ヴァレンツァの金細工地域の企業数は1350社、そのうち900社がメーカー、500社が平均従業員数5〜10人の零細工房という。この地域でイタリアの総生産量の50〜60%を占めているほどだ。

イタリア女性はジュエリーをさりげなく身につけるのが上手。ジュエリーがパーソナリティーの一部となってより一層女性を惹きたてている




