(文・写真=入澤 依里)
クリスマス・シーズンのNYは、一年で一番美しく、活気に満ちている。ここでは、ロックフェラー・センターなどの典型的なクリスマス・イルミネーションから、地元の人のみが知るハーレムのクリスマス・スペシャル・ディスカウントのインフォメーションまで、NYならではの風物詩をお届けしたい。
NYのクリスマスを象徴するイルミネーション

11月28日、NYを象徴するロックフェラー・センターでクリスマス・ツリーの点灯式が行なわれた。今年のツリーは例年とは趣が異なる。コネティカット州から運ばれてきた高さ25.6メートルのツリーを彩る電飾には、今年から、LED(発光ダイオード)が用いられることになったのだ。LEDによって従来の電力の消費を半分以下に抑えることができるという。NYCは、最近益々環境を意識するようになったので、シンボリックなアイコンを通して、その姿勢を見事に体現しているかのようだ。
このニューヨークのクリスマスの伝統的なセレモニーは1933年から続いている。毎年、豪華なゲストを招いて華やかに繰り広げられるが、今年はセリーヌ・ディオンが熱唱した。
ツリーは、来年の1月6日頃まで毎日5:30PM〜11:30PMの間、3万個の電球によってライトアップされる。毎年1月上旬になると、街のゴミ捨て場に家庭を彩っていたツリーがお払い箱のように捨てられている姿を目にして心を痛めるのだが、ロックフェラー・センターのツリーは、建築関連のボランティア団体の資材として有効活用される予定とのこと。今年のツリーはリサイクルにも一役買うことになる。





