(文=粟野 真理子、監修=プライヴ編集部)
パリは12月を迎えると、街が急に活気づく。デパートやブティック、商店街は、クリスマスのイルミネーションやディスプレーが施され、街はクリスマス一色だ。
煌めくイルミネーション
今年いちばんの人気は、シャンゼリゼ大通りのイルミネーション。例年通り、凱旋門からコンコルド広場を結ぶ大通りに、等間隔に植えられた裸木にイルミネーションが取り付けられた。今年は史上初の省エネ型の電飾が用いられた。ブルーのライトで、光が流れ星のように瞬き、昨年までのイルミネーションを知っている人でもちょっと感動する美しさだ。燦然と煌めくイルミネーションの下にいると、光のシャワーを浴びたようで、なんだかパワーが漲ってくる。

シャンゼリゼ大通りのクリスマス・イルミネーション。省エネ型の優しい輝きが美しい
デコレーションで競い合うのは、パリの2大デパートのプランタンとギャラリー・ラファイエット。プランタンの今年のクリスマスのテーマは、北欧。ショーウィンドーには、銀白色の樹氷で覆われた森を舞台に、白クマやトナカイ、フクロウ、オオカミなどのぬいぐるみがユーモラスに動いている。ここは子供たちの人気の的となっている。一方、ギャラリー・ラファイエットのテーマは輝くクリスマス。昨年に引き続き、建物全体をレースのようなイルミネーションが覆う。夕暮れになると点灯し、あたり一面にゴールドの輝きを放つのが印象的だ。

デパートのプランタンのショーウィンドー。テーマは北欧で、フクロウのディスプレーは大人気




