(文・写真=高玉 あかね、監修=プライヴ編集部)
クリスマスも近づき、街がざわついて来た。カトリックの総本山であるイタリアでは、クリスマスは日本人のお正月のような感じだ。では、大晦日はというと、恋人や友人たちと一緒に新年を迎えるためにカウントダウンに出かけてしまう。このように、日本と全く正反対なところが興味深い。
毎年この時期(11月後半から1月6日のエピファニアと呼ばれるお祭りの頃まで続く)になると、イタリア各地ではクリスマスの準備で街が賑う。ショッピング・ストリートには華やかなイルミネーションが点燈され、美しく飾り付けられた大きなもみの木が凛と立つ。
クリスマス準備で賑うミラノの街

クリスマスシーズンならではの美しいイルミネーション
“クリスマスにプレゼントを贈る”という習慣はもちろんイタリアにもある。だがイタリアでは情熱的だ。この時期、ミラノの街は家族や親戚、親しい友人や日頃からお世話になった人たちに、感謝の気持ちを表すためのプレゼントを求める人でごった返す。イタリアの“クリスマス商戦”は、年々激しさを増すといってもいい。
一年のうちで最も稼ぎ時のこのシーズンは、クリスマスプレゼントに相応しいあらゆるジャンルの商品広告が目に付く。普段日曜日がお休みの商店街もオープンし、各商店は競うようにクリスマスのウィンドーディスプレイに力を入れる。

インテリア&コンセプトストア「ドリアデ」は赤をポイントカラーにした華やかなウィンドーが外からも目を引く




