(文・写真=高玉あかね&マルコ・ベルトリ、監修=プライヴ編集部)
食欲をそそる秋、ピエモンテ州ランゲ地方の豊かな森や大地では、きのこ、栗、クルミやベリー類が育ち、中でも世界三大珍味のひとつとされる高級食材で有名なトリュフが本格的に収穫の時期を迎えている。
“トリュフ”の季節がいよいよ到来

かつては豚にトリュフ探しの役目を担わせていたが現在は犬にさせるのが一般的
イタリアでは香りが上品だといわれているアルバが名産地の白トリュフ、Magnatum Pico(トゥベール・マニャトゥム・ピコ)が珍重されている。トリュフとは広葉樹の根に菌根をつくって生育し土の中で塊状の子実体を形成するきのこの一種である。
年間を通じて収穫されるトリュフの種類は大きく分けて黒と白があり、共存する木の種類によって香り、味、色が決定付けられる。ポプラ、ヤナギ、シナノキなどの根に育つと白トリュフになり、シデやハシバミなどの根に育つと黒トリュフになるとされる。
トリュフの最大の特徴である香りにも種類があり、ポプラやカシから採れる白トリュフはにんにくの香り、シナノキから採れる黒トリュフはハチミツの香りがそれぞれするそうで何とも興味深い。




