(文・写真=入澤 依里)
秋の訪れと共に、NYの風物詩とも言えるエンタテインメント・シーズンが到来した。ここでは、NEW YORK PHILHARMONIC、METROPOLITAN OPERA、JAZZ@LINCOLN CENTER、NEW YORK CITY BALLETなど、リンカーン・センターで行われるNYならではのパフォーマンスを、ご紹介しよう。

9月18日、NEW YORK PHILHARMONICの2007-2008シーズンが華々しく開幕した。
1842年に発足した、NYを代表する交響楽団は、毎年、エレガントな演奏で、聴衆を魅了し続けている。
オープニングを飾ったのは、NEW YORK PHILHARMONICの名誉会員だったチェコの作曲家、ドボルザークの楽曲を、世界的なチェリスト、ヨーヨー・マが演奏し、8歳でNEW YORK PHILHARMONICの指揮者としてデビューした鬼才ロリン・マゼール(77)による指揮…というスペシャル・コラボレーションだった。
18日当日、早朝には無料オープン・リハーサルが行われ、多くのクラシック・ファンが詰めかけた。夜の本公演は、当然のごとく、ソールド・アウトだったが、TV、FMで同時中継されただけではなく、会場の「エイブリー・フィッシャー・ホール」前の噴水広場では、ビッグ・スクリーンに公演の模様が映し出され、外野席が設けられるなど、街を上げて盛大にオープニングが祝われた。アメリカの国歌で始まったコンサートは、演奏者と観客の波動が一体となっており、その高揚感に鳥肌が立った。
今後、名バイオリニスト、ジョシュア・ベルをフィーチャーしてのニューイヤーズ・イブ・コンサートなど、珠玉の公演が続々行われる。今シーズンは2008年6月21日まで続く。






