(文=粟野 真理子、監修=プライヴ編集部)
2007年5月16日。右派与党・国民運動連合のニコラ・サルコジが、フランス第5共和制第6代目大統領に就任した。サルコジは大統領官邸のエリゼ宮で、家族が見守るなか、レジョン・ドノール勲章を授与され、午後にはシャンゼリゼ大通りでお披露目のパレードが華やかに行われた。
今回のフランス大統領選は、左派社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル女史との決戦投票で白熱。国民誰もがどちらの候補がいいかという議論で熱くなり、フランスのみならず、日本でもかなり話題になった出来事だろう。一般フランス国民の中ではどんな評価をされているのか、現地からリポートします。
大統領夫妻の株を上げた意外な一面
サルコジが大統領になった日、ファーストレディになったセシリア・サルコジ夫人は、おしゃれでセンスのいい服装で出席。一気にマスコミや国民の羨望のまなざしで見られることになった。

雑誌Galaを飾るサルコジ夫人とルイ少年
当日、セシリアが着ていたのは、プラダのモンテーニュ店で購入したサウンドベージュのシルクサテン生地の膝丈のドレスに、同じくプラダのエナメルの靴。モードでクラス感のあるスタイルは、人々の目を釘付けにし、フレンチ・エルやGala、Matchといったあらゆる雑誌で、表紙や特集を飾った。
ちなみに、サルコジ大統領が着ていたスーツもプラダで、娘二人が着ていたのはミュウミュウだった。いきなり大統領夫妻のファッションの紹介になってしまったが、それほどセシリア夫人の ファーストレディ・デビューは鮮烈で、トレンド感のあるファッショナブルなスタイルは、おしゃれや美に対してうるさい巷のフランス国民の心を捕らえ、フランス版ジャッキー・ケネディと称され、サルコジ大統領夫妻の株を上げる効果を果たしたと言えるだろう。

雑誌フレンチ・エルではセシリア婦人の特集が組まれた




