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From LONDON〜新時代のニーズに応えるB&Bの登場

2007年5月9日

(高玉 あかね&マルコ・ベルトリ)

今イギリス郊外で一般的だったB&Bが注目

ベッド・アンド・ブレックファーストを省略して“B&B”と呼ぶ、この新鮮な響きのある言葉をはじめて耳にしたのは、はるか昔私がイギリスへ短期留学をしていた頃だ。当時ロンドン郊外へ遊びに行く際、イギリスでは一般的なB&Bを現地の友人が勧めてくれた。学生の私には、ホテルよりも気楽に利用できたことを覚えている。

それから幾星霜を重ね、現在ミラノに住んでいる私は、毎年知り合いが訪ねてくると、まず頭を悩ますのが友人の滞在先、つまりホテルを紹介すること。夫のマルコも「市内には1つ星ホテルから敷居の高い老舗のホテルまで、様々なカテゴリーがあるけれど、現地を熟知している僕たちでもホテル選びは難しい。一般に多く利用されているはずの、最も層が厚い2つ星や3つ星ホテルでも、現実的に見てコストが高いばかりでサービスは物足らず、当たり外れが多い」と本音を漏らす。ところが最近、ミラノのホテルを巡るストーリーが変わってきたようだ。

モダンに進化するニュージェネレーションホテル

ヨーロッパ全体のホテルシーンが大きく変わりつつある中で、ミラノも他の大都市と並び、新時代を目指したよりモダンなホスピタリティーに応えようとする動きが目立つ。リュクスを極めるミラノ初の7つ星ホテルの登場、一流ファッションブランドの精神を、ライフスタイルに反映させたラグジュアリーホテルや従来の概念を超えるデザインホテルなど、“ニュージェネレーション”と呼ぶに相応しい、新しいスタイルのホテルが次々にオープンしている。

一方、まだまだホテルという存在が中心に居座るイタリアにおいて、近年ますます増え続けているというB&B形式の小さな宿泊形態は、ホテルにかわる選択として是非注目したい。部屋数3〜5部屋程度とこぢんまりしているB&Bは、充実した朝食メニュー、オーナーのセンスやこだわりを感じるインテリアが魅力。またホテルと比べてコスト的に安く、主にオーナー自らがお客様をもてなし、ホテル同様の丁寧なサービスを提供してくれるので、女性の一人旅でも安心して利用できるのが嬉しい。

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