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From PARIS〜21世紀のフランス料理界を担うフランス各地の若手シェフたちの活躍

2007年4月11日

(粟野 真理子)

世界に14の星を持つ大シェフ、アラン・デュカスが発起人

グルメ都市のパリでは、ミシュランガイドの星の動向やシェフの話題などつねにフードについての関心が高い。そんな中、2003年に、世界に14の星を持つ大シェフ、アラン・デュカスが発起人になり、「フードフランス」が発足した。これはフランス料理の創造性や多様性の価値を高めることを目的としたもの。パリの一流ホテル「プラザ・アテネ」を舞台に華やかにスタートし、昨年6月までに、フランス各地のシェフ43名が参加した。

フォワグラのマカロンやオマールのコルネなど独創的な料理が披露されるフードフランス

これに参加するシェフは、フランスの各地方の小さな町や村で、その土地の風土と味にこだわりながら、個々の斬新なクリエイティヴを発揮して活躍する才能のある若手シェフが選ばれている。そして、各シェフが地元の特有の食材を携え、あくまでコンテンポラリーな料理にこだわったスペシャル料理を披露してきた。

昨年は日本でもこの「フードフランス・オ・ジャポン2006」が開催された。これには、アラン・デュカスが選んだ5名の若手シェフが、六本木ヒルズにあるホテル、グランド・ハイアット東京で、今のフランス料理を披露。約2800人のグルメたちを魅了し、大盛況だったという。

日本料理とフランス料理の相互交換を目指す

さらに、今年3月には、パリでフードフランスに参加した43名のシェフを紹介した本、“fous de food”が出版された。

43名のシェフを紹介した本、“fous de food”

これは彼らのポートレート写真とともに、経歴や料理に対する哲学、料理について紹介されており、大変興味深い内容だ。シェフのなかには、ミシュランの星を獲得しているスターシェフも何名かいる。出版記念会には、デュカスも出席。プラザ・アテネのおしゃれなバーで開かれ、ジャーナリストたちが招待され、シェフに直に接し、彼らの斬新な料理を賞味する機会が得られた。デュカスはその席上で、「食を通じてフランスと日本の交流を図り、いずれ日本の若い料理人たちをフランスに招き、日本料理とフランス料理の相互交換をしたい」と抱負を述べた。

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