(入澤 依里=NY在住ジャーナリスト、監修=プライヴ編集部)
ニューヨーカーにとって、Eating Out(外食すること)は一種のエンターテインメントである。有名なシェフによる新しいレストランが出来たと言えば予約が殺到し、週末になると、ほとんどのレストランが混雑する。レストラン・シーンが活気付く中でニューヨーカーに多大な影響を与えているのが、一年に一度発刊されるレストラン・ガイド「ZAGAT SURVEY」だ。
その評価によって一年間の集客が左右されるため、レストラン関係者は発刊と同時に一喜一憂する。NYに移り住んで5年になる私だが、同誌で紹介されたほとんどの店に行ってみた。そして、上位にランキングされている店のバランスの良さを実感。実際に店に足を運んだ人のアンケートを元に評価されるため、ニューヨーカーの声がシビアかつダイレクトに反映されているコメントも参考になる。

マンハッタンに10件の店を持つダニー・マイヤー氏。彼のスマートな身のこなし、温和な人となりに魅了される人も多い
そんな中から今回は、2007年版「ZAGAT SURVEY」で“最も人気の店トップ20”に、5軒ものレストランが選ばれた気鋭のレストラン・オーナー、ダニー・マイヤー(DANNY MEYER)氏の店に注目。そのランキングを元に、ニューヨーカーに愛される店の魅力について考えてみたいと思う。
まずは、上位にランクインしているニュー・アメリカン料理の店3軒、「GRAMERCY TAVERN」、「UNION SQUARE CAFE」、「ELEVEN MADISON PARK」を紹介しよう。




