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第66回 50年代に人気を博した小型量産車 アルファ・ロメオ ジュリエッタSZ

2009年2月5日

アルファ・ロメオ・ジュリエッタSZは、フロントグリル部分などにアルファ・ロメオであることを主張しつつも、独特の丸いスタイル。

鮮烈なデビューを飾ったジュリエッタ・シリーズ

先回紹介したアルファ・ロメオのアルファSZ、その「SZ」というネーミングの基であり、現在もクラシックのひとつとして人気のあるクルマがジュリエッタSZである。新しいアルファSZの登場後は、「オリジナルSZ」というような呼び方をされたりもする。

ジュリエッタSZが登場したのは1950年代の末のことだ。大型の高級車ばかりを手づくり生産し、行き詰まっていたアルファ・ロメオ社が小型量産車生産に乗りだして、その成功によってようやく脱皮したという歴史があるが、その立役者となったのが1954年秋に鮮烈なデビューを飾ったジュリエッタ・シリーズである。1954年度の3000台ほどの生産台数は、翌年にはひと桁上を行く数字になった。

それはいくつか備わっていた特徴が効を奏した、といえる。小型車クラスでありながら高性能なエンジン、スタイリッシュなボディ、上質な内装などを揃えていたということに集約されようか。その分高価ではあったけれど、それまでの高級、少量生産車というアルファ・ロメオのブランド・イメージもあったから、一気に人気を博したのであった。

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