
小型車の公式ともいうべき2ボックス・スタイルを持つシャレード。GTtiもいいが、ディーゼルの存在がいまとなっては記憶に残っている
ディーゼルで問題になる振動や音も気にならない
当時のダイハツは、高性能CB-70型エンジンを搭載したシャレードGTtiなるモデルをイメージリーダーとすべく売り出していたのだが、われわれが注目すべきは世界最小排気量のディーゼル・エンジン搭載車であった。
昨今のハイブリッドもいいけれど、欧州などでは経済性、環境対策などを含め、ディーゼル・エンジンに対する需要は大きいものがある。シャレードのディーゼル車、ディーゼル・ターボ車も運転したことがあるが、とにかく全体が軽量なこともあって実用的にパワーの不足はなく、エンジン自体が小さいせいかディーゼルで問題になる振動や音も気にならず、リッター20km近く走る美点のみが印象に残っている。
シャレードより10年近く遅れて、マツダや日産、いすゞなどがファミリア、サニー、ジェミニなどのディーゼル・モデル揃えた時期があったが、結局、ユーザーはそちらには向かなかったようだ。ディーゼル車は日本では受け入れられない、そういう結論めいたものとともに、一気にモーターに突き進むのであった。
20年前のダイハツ・シャレードはそんなことを思い起こさせるのだった。
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