このページの本文へ
ここから本文です

小型車の公式ともいうべき2ボックス・スタイルを持つシャレード。GTtiもいいが、ディーゼルの存在がいまとなっては記憶に残っている

ディーゼルで問題になる振動や音も気にならない

当時のダイハツは、高性能CB-70型エンジンを搭載したシャレードGTtiなるモデルをイメージリーダーとすべく売り出していたのだが、われわれが注目すべきは世界最小排気量のディーゼル・エンジン搭載車であった。

昨今のハイブリッドもいいけれど、欧州などでは経済性、環境対策などを含め、ディーゼル・エンジンに対する需要は大きいものがある。シャレードのディーゼル車、ディーゼル・ターボ車も運転したことがあるが、とにかく全体が軽量なこともあって実用的にパワーの不足はなく、エンジン自体が小さいせいかディーゼルで問題になる振動や音も気にならず、リッター20km近く走る美点のみが印象に残っている。

シャレードより10年近く遅れて、マツダや日産、いすゞなどがファミリア、サニー、ジェミニなどのディーゼル・モデル揃えた時期があったが、結局、ユーザーはそちらには向かなかったようだ。ディーゼル車は日本では受け入れられない、そういう結論めいたものとともに、一気にモーターに突き進むのであった。

20年前のダイハツ・シャレードはそんなことを思い起こさせるのだった。

 

セカンドステージの最新記事はこちら
くるまのわざ バックナンバー

いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る