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第19回 日産フェアレディSP310/SP311〜“わが国初”の本格的スポーツカー

2007年3月9日

日産が1962年に発売したフェアレディはわが国初の本格的スポーツカー、というものだった。初期のスポーツカー・レースで大活躍した

フェアレディZのルーツというべきクルマ

「わが国初の本格的スポーツカー」という触れ込みで、1962年に発売されたのが日産フェアレディである。現在も人気、知名度で広く知られるフェアレディZのルーツというべきクルマである。

しかし、このフェアレディにもルーツがあり、輸出を主流に考えてつくられた「フェアレデー」(まだフェアレディではなかった)S211からSPL213に至る、前史というような一群が存在する。

それらの経験を元に、ようやくわが国にもスポーツカーの需要が生まれそうな気配を感じた日産が、このフェアレディ、SP310型でいち早く名乗りをあげた、というところだ。

先の輸出用モデルは基本的に北米市場向けであった。北米市場では、まだ自国産のスポーツカーは少なく、人気があったのは欧州の伝統的なオープン・スポーツカーであった。もともと「馬」の延長として乗馬感覚でスタートした欧州と、あくまで移動の道具として捉えていた米国との考え方の違い、そこにクルマ好きの思いが作用した結果であろうか。

■詳しい内容はこちらをご覧ください。

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いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

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