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第12回 トヨタMR2

2007年1月29日

コンパクトで締まった印象を与える初代トヨタMR2。直線的なスタイリングは好き嫌いあろうが、ライト感覚のスポーツを主張

「fun to drive」のトヨタが送り出す久々のスポーツ・モデル

歴史を振り返ってみると、得るべくして広く人気を得たクルマもあれば、意欲的なメカニズムを持ちながらも何故か注目を浴びることなく、時流に呑まれてしまったかのようなクルマがあったりする。もっともそれは生産販売において商業的に成功しなかったということだけで、見るべきものがない、ということではない。

トヨタMR2というクルマは、ひょっとするともっとも理想に近い注目すべきスペックだったと思う。クルマの魅力の大きなひとつは、スポーツカーに代表される性能とドライビング・プレジャーの醍醐味であろう。重量配分の点で理想に近い「ミッドシップ・レイアウト」の採用はMR2の最大の特徴だった。そのモデル名のMR2も、ミッドシップ(M)ラナバウト(R)2シーターを意味するのだから。

MR2は、先にモーター・ショーでSV-3として飾られ、待望の中で1984年6月に発売された。待望の中で、というのはトヨタが送り出す久々のスポーツ・モデルであるということ、ショーでの注目度を反映して市販化に移すという、前出のトヨタ・ソアラの手法を繰り返したこと、もちろんその裏付けとして「ミッドシップ」という目新しいレイアウトが採用されていたことがある…。

■詳しい内容はこちらをご覧ください。

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いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

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