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第11回 シトロエンDS〜「水と空気」のシステムで実現した“魔法のじゅうたん”の乗り心地

2006年11月14日

ユニークなスタイリングのシトロエンDS。だがそのメカニズムはもっとユニークだ。写真はID19と呼ばれる「DS」シリーズのひとつ

クルマは20世紀最大の産物である、というヒトが少なくない。陸上交通の主役になったというだけでなく、個人単位での移動を可能にしたという功績は、クルマをして最大の産物といわしむる所以であろうか。

さて、そんな20世紀の真ん中頃に誕生し、もっとも革新的であったクルマとして、シトロエンDSが忘れられない。

つい先頃わが国でも輸入販売が開始されたシトロエンC6は、「DS」を強く意識してつくられた、現代シトロエンのフラッグシップだという。なるほど、エレクトロニクスをはじめとして現代技術でアレインジメントした「DS」の再来という主張は理解できる。

逆にいうならば、「DS」はまだエレキの力を借りることのできない時代の理想形というものであった。そこにちりばめられていた、半世紀前の技術はとても興味深いものだ。

エレキならぬシトロエンDSのコントロールの中枢を司っていたのは「ハイドロニュウマティック」と呼ばれた「水と空気」のシステムである。

もちろん、それだけではない、「魔法のじゅうたん」と形容された優れた乗り心地のサスペンションも外せないポイントだ…。

■詳しい内容はこちらをご覧ください。

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いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS),日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は,小学館「ラピタ」,日本カメラ社「日本カメラ」,エイ出版「東京生活」,サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして,乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング),「ぼくの好きな時代,ぼくの好きな車たち」(エイ出版),「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社),「アルファ156」(経林書房),「世界の自動車100点」(講談社),「世界の名車」30巻(保育社),「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。

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